設置位置

全ての蛇口のお水とお湯を浄水するので、メーター直後(取付位置①)に取り付けます。

下図(取付位置②)のように、散水栓を浄水する必要がない、又は、設置スペースが無い、外から見えない①に設置したい等、やむを得ない場合は、散水栓への分岐後にとりつけることもできます。
※その場合、散水栓は浄水できなくなります。
※室内、床下にヘッダーがある場合、床下に設置も可能ですが、メンテナンスのための点検口が必須となります。

集合住宅について

基本的にパイプスペース内、水道メーターよりニ次側へ、現状復帰が出来るように設置します。
※場合によっては管理組合への申請が必要となります。詳しくはメーカーまで、お問い合わせ下さい。

設置手順

  • 設置前

    ①水道メーター周りを掘り起し、給水本管を見つけます。

  • ②二次側本管を切断し、バイパスを新設すると共に、本体設置位置まで管を立ち上げます。

  • ③土を埋め戻し、T足(120mm)にて、壁面に固定します。その後、保温材、キャンパステープ等で仕上げをします。

  • 設置後

    ④水漏れ等、不備が無いか確認し「DTD試験薬」にて、塩素チェック、浄水している事を確認後、設置完了。

完成寸法(目安)
高さ 700mm
幅  330mm
奥行き250mm

※使用配管部材のメーカーにより多少前後します。
※塩ビ配管キット使用時は、芯芯290mm前後となります。
※集合住宅の場合、パイプスペースに応じて設計が必要となります。

設置例(戸建て)

  • 設置前

  • 設置中(掘削位置)

  • 設置後(前景)

設置例(集合住宅)

  • 設置前

  • 設置中(掘削位置)

  • 設置後(前景)

設置例(寒冷地・並列設置・大型機等)

  • 寒冷地設置例

  • 並列設置例

  • 大型機設置例

  • 室内設置例

簡易設置例

賃貸物件等、本工事が出来ない場合、給湯器前に設置し、お湯配管のみを浄水することも出来ます。
その際は給湯器の電源ON/OFFにてお湯/水を切り替えて使用します。※詳しい設置方法に関してはお問い合わせください。

ハツリ工事例

水道メーターがコンクリートに埋め込まれている場合、ハツリ工事が必要となる場合があります。

新築時の施工について

新築物件での施工の場合、各自治体の水道局より、水質検査が行われる地域があります。東京都の場合では、書類申請により問題なく施工で きますが、地方自治体によっては「前例がない」との理由により、塩素を取り除く聞きを設置NGとする場合があります。その場合、下記の 手順にて施工してください。
※スケジュール調整により、書類申請が間に合わない場合も、同様になります。(通常書類申請に2~3週間かかります)

  • 設置前

    ①配管を地上に立ち上げておきます。 配管キット使用時芯~芯
    幅約  290mm
    高さ約 500mm
    奥行き約130mm

  • ②水質試験後に配管を切断し、地上立ち上げ部分を施行します。

  • ③流水方向を確認の上、パイパス部分より上部を差し込み、保湿材を巻いて仕上げます。

  • 設置後

    ④水漏れ等、不備が無いか確認し、「DTP試験薬」にて塩素チェック、浄水している事を確認後、設置完了。