普段お客様からいただくご質問をまとめさせていただきました。
その他ご相談ご質問などございましたらどうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

※こちらのFAQで解決されない場合、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

機能について

元栓直結型浄水器『ソリューヴ』を水道メーターの横につけてしまうと水道元で塩素が除去されてしまいますが、蛇口までの水道配管の中で雑菌が繁殖しないのでしょうか？

菌の繁殖には、水と光と空気に加え、温度が重要な要素です。この条件を満たしていないと基本的に雑菌は繁殖しません。ですから、光と空気が遮断され、殺菌された水道水が通過する水道管という密閉空間内では、雑菌の入りうる要素はありません。

ですが、水道管の蛇口附近は空気に触れる可能性が高まります。考えられるとすれば、その部分から菌が進入し繁殖する恐れがあるのですが、『ソリューヴ』は元栓直結型浄水器ですので、卓上型やビルトイン型の浄水器のように、フィルターが空気にさらされて雑菌の温床になるという恐れはありませんし、フィルター自体にも抗菌対策を行い万全を期しております。

では、『ソリューヴ』設置後の宅内に滞留している水はどうかというご質問ですが、塩素があるなしにかかわらず、水道水を数日間使用していない水については、数分間の捨て水をしてから飲用に使用することをお薦めしております。

それは、前述のように蛇口周辺には雑菌の繁殖する要素が整いやすい条件であることと、水道管の中のサビや不純物が、水道水が長時間滞留することにより水中に滲み出ている可能性があることも理由の一つです。

元栓直結型浄水器『ソリューヴ』フィルターの抗菌対策には、銀イオンを添着しております。銀イオンの抗菌効果については、即効性はさほどありませんが、雑菌の繁殖を防ぐという十分な抗菌効果があり、人体に対しても安全です。

『ソリューヴ』は、ミネラル分を除去するのでしょうか？

日本の水に含まれている豊富なミネラル分は、物質の大きさが1ミクロンより小さいものばかりですので、『ソリューヴ』では除去できません。日本の水は、もともと軟水ですので、有害物質や塩素を除去することによって、古来の天然水(ミネラル分が豊富な柔らかい水)としてご利用頂けます。

『ソリューヴ』は残留塩素、総トリハロメタン、農薬(CAT)、濁り、鉛、臭い、重金属等有害物質を除去します。『ソリューヴ』通過水における除去データに関する詳しいデータにつきましては、別途お問い合せ下さい。

元付浄水器『ソリューヴ』で元から有害物質を除去しても、室内側の古い配管で既に発生している錆は残ったままなのでしょうか？

古い配管の柔らかい錆(表面の錆)は取れてしまいますが、コブになっている硬い錆まではソリューヴでは取れません。これは錆取り装置としての磁気活水器でも同じです。 もし、室内の錆がご心配でしたら水道管の清掃を頼まれるのも１つの解決方法です。

その方法としては、水圧や空気圧をかけ錆を落とすという処理を行うのですが、それでも完璧ではありません。もし完璧を希望する場合には、水道配管の取換えが必要となります。 築年数の古い配管は、水道管の清掃方法によっては配管を損傷させてしまうなど、難しい作業となりますが、比較的新しい配管の場合は、清掃をしたうえで『ソリューヴ』を設置されると水環境がより快適にご使用いただけます。

『ソリューヴ』の販売店でも配管清掃を行っている会社がございますので、別途お問い合せ下さい。

ソリューブのフィルターの細かさについて教えて下さい。

1ミクロンになります。

放射性ヨウ素、放射性セシウムは取り除きますか？

放射性ヨウ素などの有害物質については、 「ソリューヴ」のフィルターに配合されている粉末活性炭が吸着除去すると言われています。また、セシウムについてですが、ソリューヴフィルターには、粒状、及び繊維状活性炭以外に、 ゼオライトを繊維状にしたイオン交換素材を混合させております。 このゼオライトという成分は、鉛・農薬等の重金属を吸着・除去致します。

井戸水も浄水できるのですか？

井戸水の場合、保健所の合格が出た飲み水用のものであれば、ソリューヴで浄水することはもちろん可能です。つまり、保健所の合格が出た水の中には決して含まれてはいけない物質は、ソリューヴでの除去は対象外となります（例えば、水銀など）。仮に、保健所が定める基準値（地域によって様々）以上の濃度の濃い重金属（クロム、鉛など）が井戸水の中に入っている場合、フィルターがすぐに詰まってしまうこともあるので、水銀などの物質によらず、保健所で定める基準値以上の物質の除去についてはお答えできません。
重金属は、ソリューヴフィルターに配合しているゼオライト（イオン交換繊維）にて吸着除去できます。

※井戸水の難しい点は、今日、保健所で合格が出た水でも、1週間後に成分が違っていて、合格が出ないというケースもあります。 井戸水を使う際には、上水道の水よりも濁っているので、前処理用フィルターの設置をお勧めしています（前処理用フィルターの交換は、2・3ヶ月に1回、もしくは半年に1回の交換が目安です）。

専用フィルターはどのくらいの水を浄水できるのでしょうか？

490トンまで浄水することが可能です。これは、4人家族で1日1トンの水を使用する場合、490日間（約1年半）、専用フィルターを使うことができるという計算になります（490日間、連続で水道水を流し続けた場合です）。ですが、実際には、連続で使用し続けるということは無く、使わない日があったり、使わない時間があったりするので、現実にはもっと持ちます。但し、塩素のみの除去で約1年半ということになりますので、他のトリハロメタン、鉛・農薬などの重金属系の除去も併せると、約1年という計算になります。

専用フィルターの塩素の浄化機能について教えてください。

専用フィルターに交換してすぐの状態では99.999999999％と限りなく100％に近い塩素を除去することができます。これが490トンを超えた頃には、約80％の除去率となりますので、専用フィルターの交換を1年とさせて頂いております。浄水器業界では、80％以上の塩素を除去することを定めております。
※80％を基準とする試験は、JIS3201に基づいて測定した試験結果のことです。

どうしても、塩素の除去率ばかりを気にする方が大勢いらっしゃいますが、水道水の中に入っている塩素以外の物質もしっかりと除去できるか否かを考えることが大切です。仮に、塩素1ppm（日本の水道水の中に含まれる塩素濃度の平均値）の水道水を600トンまで除去できる浄水器があった場合、他の物質の除去率は必然的に下がりますので、要注意が必要です。
※さらなる残留塩素のみの浄水能力を高めることは可能ですが、得策ではありません。

設置について

設置基本料金の71,500円（税込）より工事費が掛かる場合は、どのような時でしょうか？

ソリューヴを設置する地盤をコンクリートで斫る（はつる）、寒冷地対策の保温カバーなどの取り付け、特殊部品の設置が必要な時などになります。また、寒冷地対策の電熱ヒーターや電熱バンドをまく工事も、別途工事費がかかります。

ソリューヴを注文＆設置する際には、どの位の期間が必要でしょうか？

注文をしていただいてから、最低でも10日間～14日間は見ていただければと思います。簡単な流れとしては、以下の通りです。
水道メーターを含めた外観の様子を数カット写真に収めて頂き、お問い合わせフォームから送ってください。こちらで設置可能か判断をさせていただきます。 その後、設置可能であることを確認しましたら、取付工事の日程調整をし、本設置となります。

電熱ヒーターを使うのは具体的にどのようなケースになりますか？また、電熱ヒーターの費用や工事についても教えてください。

電熱ヒーターが必要かどうかにつきましては、設置する地域の水道業者様に聞く事をお薦めしております。一般的な水道管にそのような施しがされていなければ、必要ございません。

電熱ヒーターの工事費は、部品＆材料込みで16,200円（税込）～21,600円（税込）になります。また、電源がソリューヴを設置した近くにあることが前提となりますので、電源が近くに無い場合は電源工事も別途必要となります。電熱ヒーターのシートは薄いテーピング（ベルト）のようなもので、左側の水道管
→ ソリューヴ → 右側の水道管という順番に這わせていきます。そして、同じ順番で、電熱ヒーターの上に保温材を巻きつけて終了です。

海外でソリューヴを使用したいと考えていますが、設置可能でしょうか？

A：日本での設置の流れと同じように現地の写真などを見せていただき、こちらで設置可能か否かの判断をさせて頂きますが、現地写真を拝見しても、設置可否のご案内は、難しいことをご了承ください。また、取付工事については、海外の業者さんをお客様でお探しください（取付工事については、そこまで難しい工事ではありませんので、弊社で用意しております「設置マニュアル」の写真を見ていただければ、海外の業者さんでもスムーズに設置ができると思います）。
また、海外でソリューヴを使用して頂く場合、ソリューヴ を通過したお水によるトラブルの保証は範囲外となりますので、ご注意ください。また、日本の水道パイプの規格は直径20mmが標準ですが（ソリューヴの径も同じく直径 20mm）、海外の場合、その国々によって水道パイプの規格が異なるので、その径に合わせる必要があります。過去の海外設置例としましては、オマーンがあります。ごく普通の住宅にて問題無く、水道水を使えています。但し、海外のあまりインフラが整備されていないような奥地で使用などとなると、フィルターの交換時期もかなり早まるなど（1ヶ月に 1回など）の問題も出てくると思いますので、その辺りは現地の詳細をご連絡して頂ければと思います。

ソリューヴの設置ができるか否かの現場確認を依頼した場合、費用は掛かりますか？

首都圏内（東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県）の場合、21,600円（税込）になります。交通費が別途必要となります。

前処理用フィルター本体の金額と取付工事費はお幾らでしょうか？

17,280円（税込）になります。また、取付工事費はソリューヴ本体の設置に含まれております。

引っ越しの際、ソリューヴを取り外して、新居に設置する際に掛かる費用を教えてください。

ソリューヴの取り外しには、首都圏内の場合は16,200円（税込）掛かります。それ以外のエリアの場合は、16,200円～21,600円（税込）掛かります。設置する際には、新規設置と同じ費用であります59,400円（税込）が掛かります。

メンテナンスについて

フィルターは年１回交換とありましたが、各家庭によって水道使用量が違うので、もし使用量が少なければ何年か使用しても良いのでしょうか？

『ソリューヴ』フィルターは、汚れて目詰まりしない限り水圧が落ちたことを意識しないため、フィルターの交換時期を判断することが難しいところがあります。 『ソリューヴ』フィルターの残留塩素処理能力は、約４９０ｔです。４人家族のご家庭では１日あたり平均で水道水を約１ｔ使用するので、残留塩素の除去に対する処理日数は、計算上では、おおよそ４９０日のご使用が可能になります。

ただし、地域の水道水の水質状況や近隣の既設配水管における汚れ等の状態により、フィルター交換時期は各ご家庭で異なります。なお、『ソリューヴ』には生産物賠償責任（ＰＬ）保険がかかっており、万一、ソリューヴを通過した水を起因とする事故があった場合には保険が適用されております。

但し、保険期間は１年ですので、使用開始から１年以上を経過したフィルターをご使用されている場合は、たとえソリューヴの通過水により事故が発生したとしましても、保険の対象には該当いたしませんので、保証致しかねることをご了承いただきますようお願いしております。

弊社では、こうした万一の安全上の理由から、水道使用量が少ないお客様でも、１年ごとにフィルターの交換を行って頂くようお薦めしております。

『ソリューヴ』の耐用年数はどれくらいなのでしょうか？また劣化した際の現象としてはどんなことがありますか？

『ソリューヴ』のハウジング本体はオールステンレス製（SUS304）ですので、半永久的にご使用いただけます。

ただし、標準工事仕様を遵守した取付工事を行ない、さらに定期的に清掃のメンテナンスを行っていることが前提です。水道管には水道水に混ざって赤錆が流れて来ることがあり、この赤錆がソリューヴ本体に流れ込んで、ハウジング本体の底に溜まると、その部分から錆が広がり、ハウジング本体を腐食させてしまいます。

錆が生じて、ハウジングの耐圧性能に問題が生じた場合は、ハウジング本体を交換することも考慮しなければならなくなります。年に1回、新しいフィルターに交換していただき、ハウジングに付着した赤錆等の汚れを取り除く清掃メンテナンスを行っていただくことにより、その分ステンレスの寿命は長くなります。

専用フィルターを交換する際に行うことはありますか？

ソリューヴを最低1回はすすぐようにしてください。 鉄サビが固まっている場合は、タオルで洗い流してください。

前処理用フィルターの交換目安はどの位でしょうか？

井戸水を浄水している際には、2・3ヶ月に1回、もしくは半年に1回を目安にしてください。上水道を浄水している際には、半年～1年に1回を目安にしてください。

ソリューヴの専用フィルターの洗浄はしない方が良いでしょうか？

ソリューヴ用フィルターの洗浄はしないでください。新しいフィルターであればお水を吸っていないので、軽くて問題ありませんが、使っている途中で外してしまうと、お水を吸って重くなりフィルターが装着してあるネジ部分に負荷がかかってしまいます。
さらに、フィルターは活性炭部分と活性炭をカバーするキャップで保護されておりますが、そのキャップ部分にも負荷がかかり、接着面が剥がれることも考えられます。上記の理由から、ソリューヴ用フィルターの洗浄は行わずに、交換の際にだけ、取外すようにし、ソリューヴ本体の容器も、タオルで洗い流す等を行い、洗浄してください。

専用フィルター交換時に空気が入っても雑菌の繁殖の恐れはないでしょうか？

専用フィルターの交換時にエアー抜きをしますので、ご心配はありません（ソリューヴ本体の上部にネジ式のエアー抜きが付いています）。仮に少量のエアーがソリューヴ内に残っていたとしても、蛇口からエアーが抜けますのでご安心ください。

その他

『ソリューヴ』を設置したあと、近所で工事が行われ濁った水が流れる可能性があるときはどうしたらいいのでしょうか？

『ソリューヴ』の標準工事仕様では、いつでも元の水道水に戻せるように、必ずバイパス管を設けて設置工事を行っております。

もし、近所で工事が行われてる場合、赤錆などの濁った水が流れてくる可能性が高いので、濁り水が流れる期間は『ソリューヴ』を通過させず、バイパス管を開けて元の水道水を外に排出していただけば、フィルターの目詰まりを防ぐことが出来ます。

但し、浄水されない濁り水が通過しますので、ご使用する際にはご注意ください。なお、バイパス菅で濁り水を排出しないまま『ソリューヴ』を通過させてご使用いただいた水は問題なくご使用いただけますが、フィルターで濁りの原因を濾過しますので、目詰まりが早まる可能性があることをご了承下さい。

交換用フィルターの供給ですが、耐用年数の期間は生産の予定があるのでしょうか？

お客様が『ソリューヴ』をお使いいただく限り、供給させていただく所存です。この高性能浄水整水装置「ソリューヴ」は、1991年に企画・開発され、その後１号機が設置されたのは、1992年でございます。開発致しまして25年目を迎えております。
また、「ソリューヴ」の導入実績は、約9,000件を超えております。1991年には元栓直結型浄水器という企画のものは他に全くなく、乗り越えなければならない壁も非常に多かったのですが、最近水道局も既設の水道配管の劣化対策ができていない状況もあり、認可していただけるようになりました。 もちろん浄水場の水道水はきれいな安心できる水なのですが、各ご家庭までの水道配管の劣化が進み、水道水まで汚染され、塩素の大量投入をせざるを得ない状況にあります。 昔は考えられなかったのですが、ご家庭で使用する水道水は各ご家庭の責任となり、ご自身で安心・安全な生活を作っていかなければならない時代となってまいりました。
供給体制につきましては、もしメーカーに何かあったとしてもこれだけご愛用いただいているお客様がおりますので、フィルターの供給に問題があるということはございません。製造におきましてフィルター構造にて特許も取得しており、フィルターの製造工程・配分量も明確にしておりますので、万が一何かあったとしても、フィルターの供給が無くなるということは一切ございませんのでご安心いただければと思います。

最近の冷蔵庫はほとんどの機種に自動製氷機があり、タンクには塩素を除去しない水を使用するように注意が記載されておりますが『ソリューヴ』を取り付けると自動製氷機能を利用できないのではないでしょうか？

『ソリューヴ』では、通過水の経時変化試験、長期保存後の水質試験、抗菌力テストを行っております。その結果、通過水自体にも抗菌力があることが証明されております。

冷蔵庫内の自動製氷機に貯水するタンク内は温度が低く一定に保たれていますので、水質劣化の心配は全くありません。自動製氷機能付の冷蔵庫でも心配なくご使用いただけます。

ただし、長期間ご使用なさらない場合は、新しい水に交換されることをお奨めいたします。

『ソリューヴ』を取り付けると水垢がつかなくなって、お掃除が簡単になるということですが、本当にトイレの黒ずみやお風呂の水垢もなくなるのでしょうか？

水道水の塩素は、水中に有害な細菌が繁殖しないために混入するものですので、トイレやお風呂を殺菌するためのものではありません。逆に塩素は酸化物であるため、不純物に反応してトイレの黒ずみやお風呂の水垢が発生します。

残留塩素を取り除いた『ソリューヴ』の水には、酸化物がありませんので、トイレの黒ずみやお風呂の水垢といった現象は、比較的おこりにくい現象ではありますが、空気中にも酸化物質は浮遊しているため、トイレの黒ずみやお風呂の水垢が完全に起こらないということはありません。

また、トイレの排泄物や、お風呂の垢、石鹸滓などが残ったままの状態にしていれば、当然カビが付着して、汚れや黒ずみの元となり不衛生ですので、お掃除はこまめにして頂くことをお奨めいたします。

今まで販売された中で、トラブルはありましたか？また、もしあればどのようなトラブルがあったかを教えてください。

『ソリューヴ』は、平成４年に販売を開始してから25年間が経過しておりますが、本体に関してのクレームという点で言えば、フィルターの製造不良により、内部の活性炭、及び機能性セラミックス樹脂が漏れ、配管を通じて水道のストレーナーに詰まってしまったということが、これまでに数件ございました。

これに関しましては、個別に配管清掃を行い、生産物賠償責任（ＰＬ）保険にて対応させていただいております。その他に、フィルターの早期目詰まりによる苦情をお受けすることがございますが、これは水質や環境が個々に違いますので、各お客様に誠意を持って対応させていただいております。

また、設置工事に関するトラブルでは、例えば、本体の向き(IN/OUT)を逆に付けてフィルターが破裂したり、本体を床置き、あるいは壁にぴったりと設置した為に、フィルター交換が出来なかったなどが数件有りますが、それぞれ事情をご説明させていただき、改修設置工事を行い、お客様にご納得をいただいております。

元付浄水器『ソリューヴ』のフィルターはもう少し安くならないのでしょうか？

『ソリューヴ』フィルターは、お客様にいつも向上した技術、向上した性能をお届けするため、フィルターに関する特許の取得を含め、他社にない機能性セラミックス樹脂の開発や、フィルターの素材に対する配合内容、比率、新開発素材の検討など、常に処理能力と水質を向上させるための改良を重ねて参りました。

現在は『ソリューヴ』のフィルターに類似するものも出回り、外見では判別しにくいものもございますが、間違えて類似品を購入された方から、類似フィルターが、明らかに早期目詰まりをおこした、明らかに水の味がおいしくなくなったというお話をいただき、改めて、品質を常に安定させる努力や、メンテナンスの重要性を考えさせられる次第です。

昨今では、安ければ良いというデフレ傾向に拍車がかかり、何を基準として商品を選択するかを見失うこともあるかと存じます。弊社は、元付浄水器のパイオニアメーカーとして、お客様にご信用頂ける商品を提供させて頂くため、製造会社や、販売店が販売価格の下落に左右されることのないよう、良い品を適正な価格にてお求め頂くことをお願いしております。

お客様には、約１年間のご使用で30,240円（税込）を頂戴しておりますが、出来れば、１日あたり約８０円～１００円を浄水コストとして、安心した生活水を使用する ためにお考え頂ければ大変幸甚でございます。

ソリューヴで塩素を除去した水になりますが、風呂の残り湯での洗濯は可能か、また、蛇口に細菌が発生しないかなど教えて下さい。

今までの水道水と同様にご使用ください。 水道水には、殺菌する為に塩素が入っておりますが、 塩素は空気に触れますと時間の経過とともに、気化します。 従いまして、お風呂の残り湯には塩素が入っていないお水となり浄水した場合の同じ状態です。そうしたことから、設置前と同じようにお使いいただければと思います。
蛇口への細菌についても、同様の見解です。 ただし、ソリューヴは、塩素だけではなく、 酸化物も除去いたします（残留塩素・トリハロメタン・鉄錆等の重金属）ので、 設置前よりもつきにくくなりますが、今までと同様に蛇口部分のこまめな掃除は必要です。

ソリューヴはフィルターに銀イオン添着粒状活性炭が使われているようですが、そこから銀イオンが溶け出したりはしないのでしょうか？

ご参考までに、浄水器ではほとんどのケースで銀イオンを使用しており、 日常生活で使用しているフォークなどと同じ位の含有量になります。

設置場所に屋根が無くて雨ざらしでも商品に影響はありませんでしょうか？

ご購入時に、「ソリューヴ保温カバー」というものが標準で装備されていますのでご安心下さい。

水道管が白くなっている箇所があるのですが、これは何ですか？また、ソリューヴを設置することでこれらは解決しますか？

白くなっているのは、水が硬水であることがその大きな理由です。硬水は、島や軽井沢などのエリアに多く、カルシウムやマグネシウムなどを多く含んでいて、それら自体が悪さをする訳では無く、水道水に入っている酸化物（塩素、鉄さび、水あかなど）と結合して水道管の内側に付着します。つまり、ソリューヴで酸化物を除去すること（1ミクロン以上のものを除去します）でこれらの現象が軽減されます。

塩素について詳しく教えてください。

水道局の人が、水中の菌の発生を防ぐために「次亜塩素酸」という薬品を水の中に入れています。それが、水の中で、塩素とトリハロメタンを発生するのです。塩素が揮発するスピードは、塩素の量によります。お風呂で例えるならば、表面の塩素は揮発し易く、底の方は揮発するのに時間が掛かります。お風呂のお湯が張ってあるラインに薄い線が付くのは、塩素が揮発して、そこにゴミやカビなどが付着するからです。
つまり、塩素は空気に触れると揮発しますので、環境によって、揮発するスピードも変わります。ちなみに、日本の場合、水道水の塩素濃度は基準が0.1ppm以上で1ppmが平均値となっています（高い地域を挙げれば、夏場の茨城県や千葉県などでは2ppm）。
また、中国の場合は、平均値が10ppmで高いところだと20ppmにもなり、ドイツは基準が0.1ppm以下、スイスについては0.05ppm以下となっています。

銀イオンについて詳しく教えてください。

銀イオンと書くと、「水銀？」と勘違いする方もいらっしゃいますが、決して水銀ではありません。別の言い方をしますと、抗菌剤という表記になります。今、世の中にある抗菌剤は、実はそのほとんどが銀イオンを含めた金属系、もしくは菌？になります。銀イオンを利用している商品には、銀食器、エアコン、空気清浄器、タッパーなどがあり、WHOも使用を認可しています。抗菌剤とは、菌を寄せ付けない、菌を閉じ込める役割を持ちます。
それに対し、殺菌剤は、菌を殺す役割なのですが、抗菌剤では菌は殺せません。それでは、なぜ、行政・県・国が塩素ではなく、銀イオンを使用しないのか？と言うと、費用が莫大に掛かるからです。

放射性物質の除去などの試験などはしているのですか？

放射性物質を入手できない為、試験を行うことができずにおります。ただし、ヨウ素での試験は実施し、全て除去されることを証明しました。（検査結果方向書）
以前、埼玉の三郷浄水場や東京の金町浄水場にて放射性物質が出たというニュースはありましたが、放射性ヨウ素の除去には、浄水場で粉末活性炭を用い、吸着・除去されました。

放射性ヨウ素／活性炭（粒状、粉末状、繊維状など）によって吸着し、除去。
放射性セシウム／ゼオライトによって吸着、除去。

ソリューヴの中にも、全く同じ成分である活性炭とゼオライトを使用していますので、成分的には吸着＆除去できるということになりますが、どのくらいの量を吸着＆除去できるのか？というのは不明です。
内部的な話をすれば、活性炭をソリューヴに入れた目的は、塩素＋トリハロメタンを主に吸着＆除去するためでしたが、結果的に放射性ヨウ素も吸着＆除去できたということになります。また、ゼオライトをソリューヴに入れた目的は、重金属（鉛、ヒ素、農薬類）を主に吸着＆除去するためでしたが、結果的に放射性セシウムも吸着＆除去できたということになります。

浄水をエコキュートに使用しても問題ないでしょうか？

問題ありません。

雑菌の繁殖を抑えるために銀イオンを入れるとのことですが、旅行などで長期水道を使わない場合でも繁殖することはないのでしょうか？

一般的な水道水もそうですが、1週間以上家を離れる際には、蛇口から数十秒～1分間水を流してから使うようにしてください。これだけで雑菌に関する心配は必要ありません。また、わずかな銀イオンを入れておりますが、これは殺菌ではなく、あくまでも抗菌になります（※銀イオンについては他のQ&Aを参考にしてください）。

水道法では「水道水の塩素濃度が0.1ppm以上であること」というのが法律で定められていますが、ソリューヴで塩素を全て除去してしまっても良いのでしょうか？

台所などに設置するタイプの浄水器に関しては、水道協会（JWWA）が認可していますので、そちらの許可があれば問題はありません。但し、ソリューヴを含め、元栓直結型のセントラルタイプに関しては認可されていないのが現状です。
新築にてソリューヴを設置する場合、設計会社や工務店から自治体へソリューヴの「自己認証書」を提出することで、認可されるようになってまいりましたが、未だ地域により自治体の判例が無い為、認可までに時間がかかることもございます。例えば、鳥取県の米子市では、自治体の規約を変更する為、2年掛かったケースもありました。